最近はInternet Radioばかり聴いている訳なのですが、以前はSANSUI AU-α607LのアンプにAppleTVを繋いで、BOSE cubeスピカーから音を出していました。しかし、Internet Radioから流れる音楽はビットレートはそれほど高くありません。むしろ、音楽聴くのもiPhoneやMacからairplayで鳴らしているので、オーバースペックな気がするし機材が場所とっていて狭いので、現状の構成を取っ払って最小構成にしようと思いました。
スペースの確保を優先したかったので、アンプ内蔵のPCスピーカから幾つか候補を絞りました。最初に候補にあがったのが「BOSE Companion2 II マルチメディアスピーカー」でした。BOSE cubeを使用していたのと、Jazzを主に聴くのでドンシャリ系にチューニングされていると言うのも選んだ要因でした。
次の候補はFOSTEX パーソナル・アクティブスピーカー・システム PM0.3です。FOSTEXと言うメーカは正直知らなかったのですが、国内のメーカでスタジオ・モニター等のスピカーを作っている所らしく、癖がない音を出すと言うのがネット上の評価でした。
FOSTEXと言うメーカに興味を持ったのと、8,000円弱という価格を鑑み、FOSTEX PM0.3を選択しました。しばらく使用して見た感想は
- 高音から中音の音がすごく良い。ボーカル・トランペット・サックス・ピアノが前に出てくる感じ
- 低音も普通に頑張っています。ベースのソロの時はちゃんと存在感が出ている音です。低音中毒で低音が足らないと聴いた気がしないという人以外は問題無いレベルだと思います。
- 少人数の演奏や音が少ない音楽だと活き活きとした音が出ます。ピアノトリオやグレン・グールドのバッハはやばいです。
- 逆にクラッシックのオケや音が多い音楽では、ぼやけた感じの音になります。ドビュッシーの「喜びの島」を聴いたときは音が多すぎて、音楽が後ろに下がってしまているような印象を受けました。
- LEDが眩しい。潰したくなりますw
FOSTEX PM0.3は価格の割には、とてもバランスの良い音を出します。買って正解だったと思います。
牛肉にたとえるならば、BOSE等が"ドンシャリ系"は巧みに調整された脂の乗った霜降り肉の神戸牛とするならば、FOSTEX PM0.3は自然の中で育った脂は少ないが適度に柔らかいアルゼンチン牛と言うところでしょうか。(両方とも食べたことは無いが……)
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